マスコバド糖

フェアートレード(民衆交易)マスコバド糖

1980年半ばに起きた砂糖の国際価格の暴落に伴い、サトウキビ産地であるフィリピン・ネグロス島で多くのサトウキビ農園労働者が職を失ったことで飢餓が発生しました。長年低賃金でしか働く術がなかったサトウキビ農園労働者たちが自立できるようにと、モノを通じてネグロスの人びとを継続的に支える仕組みとして、マスコバド糖の民衆交易がスタートしました。
マスコバド糖の生産者たちは、農地改革により土地を手に入れた元サトウキビ農園労働者たちです。生産者たちは生産者協会を設立してサトウキビを協働で栽培・出荷しています。サトウキビの有機栽培転換プログラムや作物の多様化に向けた取り組みも進めています。

やさしい甘さと糖蜜のコク、あっさりとした後味がマスコバド糖の特徴です。
クセのない味はどんな料理にも使いやすく、さまざまな素材の味を一層引き立ててくれます。
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