カレー粉は生で振りかけて食べていいの?

皆さん、こんにちわ!

風吹く3月、雨降る4月、そしていよいよ花盛りの5月!!
皆様お元気にお過ごしでしょうか。

さて本日は夏に向けての安全対策、 

「食中毒にご用心」のおはなしです。



お客さまよりご質問を頂きました。

こどものカレー粉、こどものタコライス、スパイスだけのカレー粉、については、
火を通さないで食べても問題ないでしょうか???


お答えいたします!!



基本的にはNOです。

食品には消毒殺菌しても死なない菌がいます。
一例をあげれば、耐熱芽胞菌です。
これは生暖かい食品の上で爆発的に繁殖し、食中毒の原因となります。


スパイスは熱処理、温風処理などを施して、一応の消毒殺菌はしてありますが、

基本的に「生食」を想定しては居りません。耐熱芽胞菌も普通に内在しています。


そこで、

小さいお子さまには加熱無しで与えないでください。
カレーの調理には20分以上の過熱をおすすめします。
残った場合は急いで温度を下げ、冷蔵庫にて10度以下で保存してください。


おとなの方には条件により可ですが、
気温、湿度、環境、体力などを総合的に勘案して
すぐに食べる、作り置きしない…等、極力危険を避けてください。

おとなの方の場合は以下の使用が考えられます。
ドレッシングに。
揚げ物のトッピングに。
etc...どれも、作ってすぐに消費してください。


例えば、食卓でガラムマサラをパラパラと振りかけますね。
カレーにガラムマサラ、ぐっと美味しくなります。
でも、ガラムマサラを振りかけたカレーは 念のために食べてしまいましょう。
予防第一!!


6月は食中毒の季節です。
カビ毒、細菌などが繁殖します。

キッチンでは普段の洗浄や消毒に加え、

「食品は10度以下で保存」

「しっかり20分加熱」で乗り切りましょう!!